みなさん、イラストを描くためにどんな資料を参考にしていますか?
本・写真集・イラスト集・デッサン人形・3Dモデルなど色んな資料がありますよね!
リアル書籍資などのアナログ資料と、pintrestやkindle電子書籍などのデジタル資料どっちを使っていますか?
紙とデジタルそれぞれの良さがあると思いますが、私は、「できれば紙が良いが便利なデジタル派」です。
今回は、紙資料とデジタル資料のメリット・デメリットを踏まえながら良い感じの活用方法について考えていこうと思います。
紙資料・デジタル資料どっちがいい?
絵を描くときの参考資料は紙か、デジタルどっちが良いかというのは結局、「人による」と思います。
上手く活用できるヒントとして、それぞれのメリット・デメリットを踏まえてまずは「好み」と「環境」を考えてみましょう。
紙資料・デジタル資料のメリットデメリット
メリット | デメリット | |
紙資料 | ・手元に置いて描ける ・集中して作業しやすい ・電子端末が不要 ・特定のページが開きやすい | ・保管場所が必要 ・資料を広げる場所が必要 ・電子書籍と比べる購入価格が高い |
デジタル資料 | ・ネットで大量の資料を探せる ・大量の資料を保管できる ・SNSや読み放題サービスなど お得にたくさんの資料を探せる ・画像の編集を自由にできる ・いつでもどこでも見れる | ・資料表示用のデバイスが必要 ・2窓にすると作業画面が狭くなる ・どんな資料保存したか忘れやすい |
紙の資料はメリットが弱い気がしますが、
「実物が紙媒体として存在している」というだけで大きな効果があります。
本棚など、普段目のつく場所に資料があると、何度も目するうちに関心を持ちやすくなる心理的効果があります。モチベがあがったり、意識するので教本系は紙資料で持っておくことをおすすめします。
デジタル資料は、いわずもがな大量のデータをいつでもどこでも見れるという便利さが紙とは段違いなので考えるまでもなく皆さんネットで画像検索したりして資料を探していると思います。
私のおすすめは画像検索はPinterst(ピンタレスト)、電子書籍サービスはAmazonKindleUnlimitedを使用しています。
画像収集におすすめなSNS
Pinterest…ポーズ参考にできる写真やイラストに関するTipsもたくさん。
イラスト系の書籍も充実!電子書籍読み放題
AmazonKindle Unlimted …月額980円で対象書籍は読み放題!ポーズ集・教本などもたくさんあるし、イラスト専門書以外にも雑誌も読み放題なのが資料にピッタリ。
ただ、デジタル資料は「多すぎて迷う!」という贅沢な悩みもあります。
あと単純に誘惑に弱いので「イラスト資料探そうー」と気だったのに気づいたら雑誌を読みふけっていたりするのが多々あるので、誘惑に負けないで資料として見るメンタルの強さが必要ですね。
紙資料・デジタル資料どっちが好み? 「好み」と「環境」
資料は、絵を描く環境によって、使いやすさや見やすさ違ってきます。
個人的には、好みとしては「紙が好き」だが、環境を考えると「デジタルが便利」だと思います。
紙の最大メリットを「実物が手元にあって、やる気が出るから」思っているので、教本系は本棚に置いていつでも手にとって練習できるようにはしています。
あと、画集などを見たり集めるのが好きなのですが、iPadやスマホの画面だと小さいので紙の書籍のほうが良いですね。色味も印刷物のほうがキレイに出ていると思います。
デジタル資料は「なんでもある」という便利さがあるので、二次創作などの資料はネットで探したほうが大量に良い資料が無料で集まります。流行も掴めますし、ほとんどの絵描きさんがネット上で資料を集めていますよね。
ネットで資料を探すと、逆に「なんでもある」ことが迷う原因にもなってしまうので、資料探しばかりしていて肝心な絵を全然描かない!なんてことにならないように惑わされずに上手く活用できたら、最高のツールだと思います。
個人の利用の範囲内であれば、ネットで探した画像をプリントアウトして資料利用するという活用方法もありかなと思います。
デジタル資料の「なんでもある」とアナログ資料の「集中して作業ができる」のイイトコドリの活用方法です。
紙資料と、デジタル資料、「好み」と「環境」に合わせて上手く組み合わせて活用していきましょう!
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